30代から始めるプログラマー生活

地方上級公務員を辞めて30歳からITエンジニアになりました。

長時間労働をする人は無能である。生産性を上げて早く帰ろう!

こんにちは、道玄坂学徒です。

今回のテーマは「生産性を上げよう」です。

学徒もサラリーマン時代に本当に非効率な業務でダラダラと長時間労働をしていた経験があるので、今の日本のサラリーマンがどれだけ無駄な長時間労働で非効率な仕事をしているのかよく分かります。

たいして成果も上がらない非効率な長時間労働で過労死までしてしまうのが今の日本の残念な働き方の実態です。

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生産性の視点が抜けた日本の残念な労働環境 

学徒は公務員だったので、まさに「生産性」という概念がすっぽり抜け落ちた労働環境で働いてきました。

年収600万とか700万もらっているベテラン職員が、社会人2年目くらいで担当する仕事をやっていたり、アルバイトさんに依頼すればいい仕事を正社員がやっていたりするのです(本当に!)。

また、アルバイトを増やせば解決するような仕事を少人数の正社員でやらせるもんだから、結果的に残業が増えて、わざわざ1.25倍とか高い残業代を出して働かせているわけです。(時給1000円の人でもできる業務を、残業単価3000円とかの職員がやってるんですよ。信じられますか?

こうやって貴重な税金は無駄に使われていくんだなぁと思いながら公務員時代は働いていたものです。

 

さて、公務員は極端過ぎるにしても、友人の話を聞く限り民間企業においても非効率な労働は普通に行われているようです。

上司が帰るまでは帰れないとか、22時に仕事が終わってから終電まで飲みに連れていかれるとかわけが分からないですよね。

 

こと生産性が低いという点においては、程度の差こそあれ日本企業共通の課題のように思います。

長時間働くより、短い時間で成果を上げる方が有能

日本から長時間労働が減らないのは「生産性を上げる」という視点がすっぽり抜け落ちているからに他なりません。

人間は機会と違って長時間働くと疲れるし、ミスも多くなって単位時間あたりの生産性は必ず落ちていきます。

この当たり前のことを理解していたら、1人に200という仕事をさせるよりも、2人に100ずつの仕事を配分させた方が効率がいいことは誰の目にも明らかなはずです。

大切なのは生産性なのだから、2時間で200という仕事をすることよりも、1時間で120の仕事を目指すほうがずっと重要なのです。

それなのにも関わらず、日本から長時間労働が消えないのは「成果」ではなく「頑張っているかどうか」で評価されているからです。

本当に長時間労働を無くしたいのであれば、このあたりの意識を変えていかないといけないですよね。

生産性向上法①:まずは働く絶対的な時間を減らす

生産性を向上させる方法の1つは、「まずは働く絶対的な時間を減らす」ことです。

働ける時間を物理的に減らしてしまえば、当然これまでやってきた通りのやり方では仕事が終わりません。

すると自然と「どうすれば早く効率的に仕事を終わらせられるか」を考えなければならないので勝手に生産性が上がって行くというわけです。

ホンマかいなという気がしますが、忙しい職場で働いている人ほど仕事を回すのが早くなることを考えれば納得できると思います。

逆転の発想で、自分から働く絶対的な時間を減らすことで生産性は上がっていくのです。

生産性向上法②:すべてをやろうとしない

生産性を向上させる2つめの方法は、「すべてをやろうとしない」ことです。

すべてをやろうとすると、どうしても「やらなくてもよい重要ではないこと」にも力を注いでしまって生産性が落ちてしまいます。

なので、「絶対にやらないといけない重要なこと」に全力を尽くして、重要ではないことは余力があったらやるくらいに思っておいた方が生産性は向上するのです。

おわりに

とまぁ、これまで生産性向上について偉そうに書いてきましたが、これは学徒が尊敬する人気作家ちきりん氏の受け売りです(笑)

ちきりん氏が学徒よりもはるかに分かりやすく、説得力を持って「生産性をいかに上げるか」について書いてくれているので興味があったら読んで見て下さい。

ここ2~3ヶ月の中で学徒が最も影響を受けた本の1つなので超オススメですよ!

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