あけましておめでとうございます、道玄坂学徒です。
年末年始の間は今後の展望についてずっと考えていました。
その結果、ITエンジニアになってみようかなぁという考えにいたったので、自分の思考メモもかねて今後の展望を書いてみたいと思います。
- 完全に自由な生活は意外と大変
- 芸能人になるのは自分には無理
- プロブロガーであり続けることは極めて難しい
- 自分の書きたい内容を発信したい
- ITエンジニアをやりながらブログを育てる
- 2017年も変化に富んだ一年になりそうです
完全に自由な生活は意外と大変
学徒は2016年10月に公務員を辞めてから無職・ニート生活を送っていました。
好きなだけ寝て、好きなだけ本を読んで、やりたいことだけをする生活。
やってみて分かったんですが、この生活は超楽しい反面、完全に自由で全てを自分で決める必要があるので心理的には結構大変だということです。
自分のやりたいことに集中し始めると終わりがないし、ちょっとサボると周りの人に置いて行かれるような感覚があって焦るんですよ。
フリーランスの自己管理の難易度は会社員の比ではないほど難しいと実感しました。
組織に管理されるのは嫌なんだけど、管理されてないと不安になってくるという日本人特有の性質をすごく実感させられましたねぇ。
芸能人になるのは自分には無理
プロブロガーになることを考えて仕事を辞めた学徒ですが、実際に専業で取り組んでみて分かったことがあります。
それは、芸能人みたいなタイプのプロブロガーになることは自分には無理だということです。
今、実名・顔出しで稼いでいるブロガーさんがたくさんいますが、残念ながら学徒はそういうタイプのブロガーにはなれません。なりたいとも思わないし、才能もからきしないと分かっているからです。
もともと学徒がブログを徹底的にやってみたいと思ったのは、アクセスデータを分析しながらブログを成長させていくという「育成シュミレーションゲーム」としてのブログの面白さがあったからでした。
ネタ企画みたいなものをやって人気を取るみたいなやり方は学徒にはからきし才能がないし、やる気も出ないんですよねぇ。
その方向での努力は辛いし実にもならないので潔く諦めることにしました。
プロブロガーであり続けることは極めて難しい
もうひとつ、仕事を辞めて真剣にブログと自分の今後の人生について向き合って分かったことがあります。
それは、プロブロガーであり続けることは極めて難しいということです。
以前、有名ブロガーのイケダハヤトさんが「プロブロガーになることはプロ野球選手になるより難しい」と言っていました。
学徒はこの考えはちょっと誇張しすぎだと思います。プロがどこまでをさすかによるのですが、「単純にブログだけで生計を立てる」ということなら生活費を極限まで切り詰めればさすがにプロ野球選手なるより難しいということはないでしょう。(もちろん、無謀な挑戦者が出ないように配慮したイケダさんなりの優しさもあっての発言だと思いますが。)
しかし、「プロとしてブログで食い続けること」はプロ野球選手であり続けることと同様に極めて難しいことだと思います。
理由は単純で、プロ・アマ問わずブロガーの数は今後も増えていくであろう一方で、ブロガーの収入を支える広告収入などの伸びはどこかで止まるからです。
今はブロガー数の増加と同等以上にネット広告の市場規模が広がっているので目に見えた収入の減少はありませんが、近い将来広告単価の引き下げは避けられないでしょう。
今現在プロブロガーの人たちを見ていると、必死で次の一手となる道を探っている状況です。結局のところ、どこかで専門性を持った別の何かを売っていく必要があるわけですね。
自分の書きたい内容を発信したい
学徒は自分の考えをまとめて文章にするのが好きなのでブロガーになりました。
しかし、実際に真剣にブログに取り組んでみると2つ壁に気づきます。
①自分の書きたい内容は意外と読まれない
②どうでもいい記事が意外と読まれる
まず①について。
悲しいのですが、学徒が本当に書きたくて1~2時間かけて書いた記事って全然読まれないんですよ(笑)
これは文章が読みにくいとかってのもありますが、結局は「需要がないから」につきると思います。
皆さん仕事をしてる合間の暇つぶしとしてブログを読んでる方が圧倒的に多いと思うので、めんどくさい内容って読む気がしないのはすごくよく分かります。
学徒みたいに社会問題とか大好きで、それについてあれこれ思索するのが好きって人はだいぶ少数派ですからねぇ。
次に②について。
15分くらいでサラっと書いたり、自分でもどうでもいいこと書いてるなぁと思ってる内容が意外と読まれます。
学徒も仕事して疲れてるときは何も考えずに楽しく読める内容読みたいですから気持ちはよく分かります。
学徒が楽しみにしてたゲーム発売日のレビュー記事とか超読まれるんですよね。
さて、ここでプロブロガーとしてやっていく難しさがあります。
基本的に人気を取りに行かないと収入は伸びないわけですが、人気を取りにいく記事って学徒にとって必ずしも書きたい記事ではないんですよ。
これはプロを目指すブロガーがみんな直面する問題です。
仕事だと割り切って頑張って人気を取りに行くのも手ではあるんですが、前述したとおり学徒にはその方面の才能がからきしないので、たぶんあんまり実にならないと思うんです。
そうすると、やっぱり自分の書きたいことを思いっきり書いてその方向でのレベル向上を目指して行くことがいい戦略です。たとえ、儲からなくても。
ITエンジニアをやりながらブログを育てる
というわけで、もっと長いスパンでじっくりとブログに取り組んでみようかなぁというのがこの年末年始に考えたことでした。
そして、以前から考えていたように、ITエンジニアとして働きながらブログを育てることが最適だと考えたわけです。
理由は次のとおりです。
①需要が供給より圧倒的に多い
今、ITエンジニアは社会的な需要が圧倒的に多い一方で、それを提供する側の人材が全然足りていない状況にあります。
こういう状況にある市場では、労働者にとって比較的簡単で有利に職を選べます。
勝ちやすい場所で戦うというのはとても大切です。
②フリーランス化しやすい
事務系総合職では考えられなかったことですが、エンジニアは比較的簡単にフリーランス化することができます。
学徒の目標はもともと「組織に所属せずに生きる」ということですから、その足がかりになるITエンジニアのスキルを身につけることは理にかなっています。
フリーランスとして働くことが出来るようになれば、3ヶ月働いて、3ヶ月休むといった働き方が比較的簡単に取れるようになるわけです。
実際、現在フリーランスとして募集されている案件は経験年数2年で月単価40~60万円というものも多いです。金額の真偽はともかく、繁忙期のスポットで雇いたい需要は今後ますます増えるでしょうから、フリーランス志望の人には職につきやすい状況にあります。
③自由度が高い
IT関係は文化的に自由度が高いのも魅力です。
学徒の友人のITエンジニアも私服勤務、音楽を聴きながら仕事、フレックスタイム制と事務系総合職では考えられないような環境で働いています。
これに加えて、今後は在宅勤務、短時間労働も徐々に増えて行くと思います。
また、需要が圧倒的に大きいので、転職の自由度も相対的に高いのもいいですね。
④ブログ運営にもメリットがある
ブログを運営していて、CSSやJavaScriptがいじれたらどんなにいいかと思うことはたくさんあります。
学徒のブログはデザインとかで売っていくタイプではないですが、やっぱりそのあたりの技術のある人とのブログと学徒のブログを比べるとジェラシーを感じてしまうんですよね(笑)
Webデザインだけ外注するという手もあるんですが、その手段が使えるのは前提として儲かっているサイトだけなので、初期においては自前でカスタマイズできるメリットははかりしれないと思うのです。
⑤昔からプログラミングをやりたかった
実は学徒は中学生くらいのころからプログラミングに興味があってずっとやりたいと思ってたんですよ。
一人で勉強するのは難しすぎて挫折してしまったんですが、この機会に本格的に勉強してみるのはいいんじゃないかなぁと思っているわけです。
2017年も変化に富んだ一年になりそうです
というわけで、2017年も変化に富んだおもしろい一年になりそうです。
・ブログで月20万円の収益達成
・ITエンジニアに向けた学習&就職
これらの目標を軸にしながら、楽しい1年を過ごしたいですね。
来年の年末に自分がどこで何をやってるのかさっぱり分かりませんが、日々自分の目標を確認しながら走っていきたいと思います!