30代から始めるプログラマー生活

地方上級公務員を辞めて30歳からITエンジニアになりました。

この10年で日本は劇的に豊かになった。もう働く必要ないんじゃね?

こんにちは、道玄坂学徒です。

世間ではバブル崩壊後の失われた20年とか、アベノミクスに陰りが見えてきたとか言われていますが、学徒はこの10年で日本は劇的に豊かになったと感じています。

そして、次の10年でさらに日本は豊かになることは間違いでしょう。

もはや生きていくためにあくせくと働く時代は終わり、これから先は何をして人生の余生を過ごすのか悩む時代に入っていくのです。

そんな中、みなさんはまだ日本の古い体質の企業で長時間労働をしているのですか?

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この10年で起きたとてつもない変化

普段生活している中であんまり意識していないと思いますが、この10年で日本で暮らす私たちの生活は劇的に変わっています。

スマホの登場

まず真っ先に思いつくのがスマホの登場です。

僕らが生活している中でもはや無くてはならないスマホは10年前は全く存在しませんでした。5年前ですらここまでのレベルでは普及していなかったはずです。

しかし、今では高齢者や特別なこだわりのある人を除いてはみんなスマホを当たり前のように持っています。

スマホが一台ありさえすれば電話もテレビもネットも全てが揃ってしまうという素晴らしい機会が国民全体に浸透しているということが本当に凄いと思いませんか?

価格.comの衝撃

若い世代には既に一般的になっている価格.comの出現も衝撃的でした。

これまでの家電量販店はどれだけぼったくっていたのだろうかと思ってしまうくらい、価格.comの値段は妥当で素晴らしいものになっています。

また、レビュー機能が豊富なため、購入前に使用者の感想をかなりリアルに掴めるようになったので、電化製品などの効果な商品を買うときに大きな失敗をすることがほとんどなくなったのも本当に素晴らしい変化です。

WiMAX(無線ルーター)の誕生

無線ルーターであるWiMAXの誕生も私たちの生活に大きな影響を与えました。

学徒が大学入学当時は光回線の工事を行うのに1ヶ月待ちとかざらだったのですが、WiMAXが誕生してから機器さえ手元に届けばすぐにインターネットに接続できるようになりました。しかも、料金は光回線を引くよりも圧倒的に安いのです!

加えて、無線ルーターなら持ち運びができるため、出先のカフェなどでもインターネットに接続できるようになり、ノートパソコンの需要が飛躍的に高まる一因になりました。

地デジ開始と大型テレビの低価格化

地デジが一気に普及したのもこの10年の大きな変化です。

背景には大型テレビの低価格化が挙げられます。

学徒の家にあるテレビは現在4K対応の43型テレビですが、10年前にこのサイズのテレビを所有できるのはお医者さんとかかなりのお金持ちの人だけだったはずです。

価格も数十万から下手したら100万円とかしていたかもしれません。しかし、現在の学徒のテレビは4K対応のハイテクなものでも10万円程度と十分庶民でも手の届く範囲になってきました。

10年前より収入は減っているのに豊かになっている

確かにサラリーマンの収入は減っている

国税庁の調査によると、サラリーマンの平均年収は10年前の平成18年より下がっていることがわかります。

平成18年435万円

平成26年415万円

でも、10年前より貧しいか?

世間が不景気だ、不景気だというように、確かに日本のGDPは横ばいだし、サラリーマンの収入は減っています。でも、実感として、10年前よりも貧しくなっていると感じるでしょうか?

先に取り上げたように、10年前はスマホも価格.comもWiMAXも格安大型テレビもありませんでした。

確かにサラリーマンの平均年収はわずかに下がっていますが、 その一方で、同じ値段で買える商品のクオリティが飛躍的に上がっているので、実際はむしろ日本人の生活は驚くほど良くなっているのです!

テクノロジーの進化が生活を豊かにしている

このことから分かるように、テクノロジーの進化が私たちの生活を劇的に豊かにしてくれているのです。

これから日本は、次の30年で3000万人人口が減るという世界のどこも経験したことのない人口減少と高齢化を迎えます。これだけの人口が減少しながら現在のGDPを維持するというのは極めて難しいので、世界の中での日本の相対的な経済力は落ちていくことは避けられないでしょう。

しかし、この10年でテクノロジーが飛躍的に発展したように、次の30年でもっとテクノロジーは進化するでしょうから、必ずしも私たち一人一人の生活が貧しくなるわけではないのではないでしょうか?

次の10年で起きそうなこと

どのタイミングでテクノロジーが普及するかは誰にも分からないので、正直10年どころか5年先の未来すらわかりません。しかし、現在既に開発されている技術が本格的に普及していくことは間違いないので、現在の視点から次の10年で起きそうなことを考えてみましょう。

人工知能が急速に生活に普及してくる

まず人工知能が生活に急速に普及していくと思います。

人工知能にはまだ思い通りに動く手足となるロボットがないので、普及の仕方は未知数ですが、それでも確実に私たちの生活に入り込んできます。

自動運転

一番来そうなのが自動運転技術です。

車という「体」が既にあるので、人工知能技術の進化ですぐにでも実用化に入っていくでしょう。交通事故の際の責任とか法律上の問題とか課題はいろいろありますが、自動運転技術が進化すれば物流に革命が起きるので企業は我先にと開発を急いでいます。日本でいつ普及するかは分からないですが、もう秒読み段階に入っている感じでしょう。

無人飲食店

飲食店に限らないですが、簡単な代金と商品の受け渡しをする役目なら近い将来人工知能にとって代わられるのも時間の問題でしょう。無人で経営できるようになったら現在のアルバイトの人件費等が全て不要になるので、こちらも企業はこぞって取り入れるでしょう。10年以内に確実に試験店舗が開設されて、成功すれば一気に普及することでしょう。

ビッグデータ解析

ビッグデータの解析は既に行われていますが、次の10年で当たり前のように使われていくことになるでしょう。

もはや人間では認識できないような、ビッグデータの中のから傾向を読み取ったりするような仕事が人工知能によってなされるようになるのは間違いないでしょう。

VRやIT技術で在宅勤務が普及する

次に、VRやIT技術で在宅勤務がより普及するでしょう。

今でもエンジニアの世界ではインターネットを使うことで徐々に在宅勤務が進んで来ていますが、さらなるIT技術の進化で在宅でもオフィスにいるのとほとんど変わらないような仕事ができるようになってくるはずです。

また、次の10年で実現するかは分かりませんが、将来的にはVR技術を使って仮想オフィスを作って、家にいながらにして仮想オフィスに出勤するなんて日も実現するかもしれません。

シェアリングエコノミーが浸透する

こちらも既にカーシェアリングなどで一部実現していますが、他の人と持っているものをシェアして使い合うシェアリングエコノミーももっと浸透します。

これまではめったに使わないのに所有しなければならなかったものがどんどんシェアされていって、買うのではなくて、使うときだけ借りるという文化が浸透していきそうです。

終身雇用がいかに無意味かに気づこう!

さて、ここまで「これまでの10年」と「これからの10年」の話をしてきましたが、今回この記事で学徒が言いたかった結論をお伝えします。

それは、終身雇用がいかに無意味かに気づいて、もうあくせく働くのは辞めよう!ということです。

学徒は現在29歳なので、もしサラリーマンとして定年まで勤めていたらあと30年働いていたことになります。

でも、たった10年でこれだけ世界が変わってしまうような世の中で、果たして30年もあなたが働いている会社は存在しているのでしょうか?30年後も今のベテラン職員がもらっているような高給をもらえる保証などあるのでしょうか?

ちょっと30年前を振り返ってみましょう

30年前は学徒もまだ生まれていないわけですが、驚くことに30年前は今とは全く違う世界だったのです。

・30年前はバブル崩壊してない。

・ソ連も崩壊してない。

・携帯電話もお弁当箱くらいの大きさだった

・パソコンも一部のマニア向けだった

・もちろんインターネットもない

 今の時代の常識から考えると信じられないような状況ですが、30年でこんなに世界は変わってしまったのです。もはや遊びに行くときに当時の人がどのように待ち合わせをしていたのかどうかすら全く想像できませんよね。

結局、終身雇用なんて幻想に過ぎない

このことから分かるように、もはや30年後のことなんて誰にも分からないのだから、終身雇用なんて実は幻想に過ぎないということに早く気づくべきです。

一流大学を出て、一流企業に入社できたとしても30年後の生活の保証なんて存在しないと思いませんか?

学徒はまさにこのことに気づいて、公務員という世間からはど安定と言われている職業を辞めたのです。

もうあくせく働くのは辞めよう!

公務員を辞めて無職・ニートになった学徒からみなさんに伝えたいのは、「もうあくせく働くのは辞めよう!」ということです。

どうせあなたが頑張っても頑張らなくても世の中に対して影響はありません(笑)

それなら、頑張らないとできない仕事ではなく、楽しくて夢中になっていたら周りからは頑張ってると見られるような仕事を探した方が賢明だと思いませんか?

少なくとも、人が足りないという理由で単純作業が中心の業務で長時間労働するなど人生の無駄でしかありません。

手に職をつけたフリーランスがオススメ

学徒としては、もはやフリーターでも楽しく生きていける人は多いと思いますが、それでも心配性な日本人の性質を考えるとなかなか一歩を踏み出せない気持ちはよく分かります。

そんな人にオススメなのが手に職をつけて転職してから、いずれフリーランスになるという道です。

特にプログラマーなどのエンジニアはオススメで、業界が急成長しているのにも関わらずエンジニアが15万人も足りないという状況なので超売り手市場で比較的簡単に転職することができるからです。

とりあえずエンジニアとして手に職をつけておけば、今後20年くらいは食って行くには困らない状況になれるはずです。

手に職をつけて、フリーランスとして自由に生きてみませんか? 

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